トレーダーラボ · テクニカル分析
FxPro. Japan
ロット計算と証拠金維持率: 先に「いくらまで負けてよいか」を決める
ロットは勘で決めるものではなく、損切り幅と、1回の取引で失ってよい金額から逆算するものです。FxProを含む多くの海外FXでは1ロット=10万通貨なので、国内FXの感覚のまま注文すると、思ったより10倍大きな取引になることがあります。
CFD 取引では個人投資家の 75% 以上が損失を出しています。
1ロットは何通貨か
FxProのMT4・MT5では、FX通貨ペアの1ロットは10万通貨です。国内FXでは1ロット=1万通貨の会社が多いため、同じ「1ロット」でも大きさが違います。
| ロット | 通貨量 | ドル円で1pips(0.01円)動いたときの損益 |
|---|---|---|
| 1.00 | 10万通貨 | 1,000円 |
| 0.10 | 1万通貨 | 100円 |
| 0.01 | 1,000通貨 | 10円 |
ロットを逆算する式
ロット数 = 許容損失額 ÷(損切り幅のpips数 × 1ロットあたりの1pipsの価値)
例:資金50万円で、1回の取引で失ってよい額を資金の2%(1万円)と決めたとします。ドル円で損切り幅を25pipsにするなら、1万円 ÷(25 × 1,000円)= 0.4ロットです。損切り幅を50pipsに広げるなら、ロットは0.2に下げます。損切り幅とロットは常にセットで決めます。
ドルストレートの場合
ユーロドル(EURUSD)など、決済通貨がドルのペアは、1ロットで1pipsあたり10ドルの損益になります。円に直すにはドル円のレートを掛けます。ドル円が150円なら、1pipsあたり約1,500円です。円建ての資金で計算するときは、この換算を忘れないようにしましょう。
必要証拠金の計算
必要証拠金 = 取引数量 × レート ÷ レバレッジ
ドル円150円で1ロット(10万通貨)を取引する場合、レバレッジ500倍なら100,000 × 150 ÷ 500 = 30,000円、国内FXの上限である25倍なら600,000円が必要です。FxProで使えるレバレッジは、契約する法人、口座、銘柄によって変わります。最大値ではなく、自分の口座の条件を確認してください。
証拠金維持率とは
証拠金維持率(%)= 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
有効証拠金50万円で必要証拠金が3万円なら、維持率は約1,667%です。含み損が増えて維持率が下がり、業者が決めた水準に達するとマージンコール、さらに下がるとロスカット(強制決済)になります。水準は口座ごとに決まっているので、口座条件で確認しておきましょう。
よくある質問
0.01ロットはいくらから取引できますか?
ドル円150円でレバレッジ500倍の口座なら、0.01ロット(1,000通貨)の必要証拠金は約300円です。実際に使えるレバレッジは口座条件によって変わります。
ロット計算ツールは必要ですか?
式を覚えれば電卓で計算できます。ツールを使う場合も、1ロットが何通貨の前提になっているかを必ず確認してください。国内FX向けのツールは1ロット=1万通貨で計算していることがあります。
証拠金維持率は何%あればいいですか?
決まった答えはありません。損切りにかかったときの損失額を先に計算し、その後でも維持率に十分な余裕が残るサイズにするのが基本です。