FxProを開く

トレーダーラボ · テクニカル分析

FxPro. Japan

損切りの決め方: エントリーの前に出口を決める

損切りは負けを認める作業ではなく、資金を守るための注文です。勝ち続けるトレーダーと退場するトレーダーの差は、どこで入るかよりも、どこで降りるかに出ると言われます。

CFD 取引では個人投資家の 75% 以上が損失を出しています。

損切りを先に決める理由

ポジションを持った瞬間から、人は「もう少し待てば戻るかもしれない」と考え始めます。だからこそ、損切りの位置はエントリーの前に決め、注文と同時に逆指値(ストップロス)として入れておきます。

損切りラインの決め方は3つ

  1. チャートの根拠で決める:買いなら直近の安値の少し下、売りなら直近の高値の少し上に置きます。「この水準を割ったら自分のシナリオは間違い」と言える場所です。スプレッドの分だけ余裕を持たせます。
  2. 値動きの大きさで決める:ATR(平均的な値幅)を使い、その1.5倍から2倍を損切り幅にします。普段の揺れで刈られにくくなります。
  3. 金額で上限を決める:1回の損失を資金の1%から2%以内に収めます。損切り幅が広くなるなら、ロットを小さくして金額を合わせます。計算方法はロット計算で解説しています。

「損切りは10pips」は正しいか

固定のpips数で決める方法はわかりやすい反面、通貨ペアや時間帯で意味が変わります。ゴールドの10pipsとドル円の10pipsはまったく別の値幅ですし、ロンドン時間とアジア時間でも動きの大きさが違います。pips数ではなく、チャートの根拠と金額の上限で決めるほうが一貫します。

損切り貧乏を避けるコツ

  • 損切りが近すぎないか確認する。通常の値動きの範囲内に置くと、すぐに刈られます。
  • 時間足と損切り幅をそろえる。4時間足の形を見て入ったのに、5分足の安値に損切りを置くとずれが出ます。
  • 重要指標の直前は新規エントリーを控える。スプレッドが広がり、損切りが滑りやすくなります。

やってはいけないこと

  • 含み損が出てから損切りを遠くにずらす。
  • 損切りせずにナンピンを重ね、平均価格を下げようとする。
  • 逆指値を入れずに「見ていれば大丈夫」と考える。

トレーリングストップの使い方

トレーリングストップは、価格が有利な方向に動くと損切りラインが自動で追いかける注文です。MT4とMT5のトレーリングストップはパソコンのターミナルが動いている間だけ機能するため、ターミナルを閉じると止まります。cTraderでは設定がサーバー側で管理されます。どちらを使うかで注意点が変わるので、デモで動きを確かめておきましょう。

週末と窓開け

金曜の終値と月曜の始値が大きく離れる「窓開け」が起きると、逆指値は窓を飛び越えて、指定より不利な価格で約定することがあります。週末をまたぐときは、ロットを小さくするか決済しておくと安心です。

よくある質問

損切りは何pipsが目安ですか?

決まった数字はありません。直近の高値や安値などチャートの根拠で位置を決め、その幅に合わせてロットを調整し、損失額を資金の1〜2%以内に収めるのが基本です。

どうしても損切りできません。どうすればいいですか?

エントリーと同時に逆指値を入れ、後から動かさないルールにします。損切り額が小さくなるようロットを下げると、心理的な抵抗も小さくなります。

逆指値は指定した価格で必ず決済されますか?

必ずではありません。急な値動きや窓開けのときは、指定より不利な価格で約定することがあります。重要指標の前後や週末は特に注意してください。

FxPro について

FxPro は FX・株価指数・商品 CFD などを提供する海外ブローカーです。FCA(509956)・CySEC(078/07)など複数の規制当局のもとでグループ会社が運営しています。日本在住者向けの国内金融庁登録業者ではありません。

FxPro パートナー: FxPro
FxPro 口座を開設